「Skype」を台湾ではよく「スカイピー」と読んでいて、「スカイプ」の間違いっしょ? と思ってたら、台湾式の読み方では「スカイピー」で定着していることを最近になって知りました。
そういえば台湾の職場で日本人同士で話していて、そうそう!と合意に達したのが「”mp3”を”エムピーサン”って言うと日本人に笑われるよね」と。「三」は中国語でも「san」なので、中国語読みでは「エムピーサン」となるんです。でも「ベスト・テン」て言うけど、そこから上はだんだん怪しくなって「ベストひゃく」とか言うじゃない。
それはそうとスカイピーです。eメール(*註)が普及した時も、国外在住の相手ともやりとりが容易になった!と感動しましたが、もはや通話もタダ! って使い始めたの最近なんですが、これで台湾の知人とも会話ができます。
*註:私の先輩で「メール」って呼ぶと「郵便」と区別できないので、「”電子”メール」としっかり呼ぶかたがいるのですが、若い子に「”電子”メール」と言ったら、吹き出されたと戸惑っていました。
そんなわけでスカイプフル・ライフを送ったりしていますが、先日たまたま、選挙の話になりました。相手は二十代半ばの台湾人・孫さん。
孫「日本は選挙の投票率が低いですよね」
私「そうですね。もう少し関心を持ったほうがいいのでしょうけど」
孫「えっ、なんでそう思うんですか?」
私「台湾人は政治に関心がある人が多いでしょう。
たとえば選挙の時には、外国に移住してる人ですら、投票のためだけに台湾に帰国して来ると聞きます」
孫「私はそれ、あまりよくないと思ってます」
私「そうなんですか?」
孫「だって外国に住んでいるのに、そのときだけ帰ってくるなんてやりすぎでしょう。
私は政治って好きじゃないです。だから投票率が低いのは一概に悪いことじゃない。
日本の投票率が低いのはなんでだと思いますか?」
私「ん… どこの政党に入れても何も変わらないから。あきらめてる人が大半じゃないかな」
孫「たとえばアフリカの貧しい国。食料や教育も不足している。でもこういった国の選挙は投票率が非常に高いんです」
私「それはアフリカ諸国なんかだと、どの政党が政権を執るかによって、生活が大きく変っちゃうからじゃない」
孫「ですから、日本の投票率が低いのは、あきらめているわけではなく…」
ああ、なるほど! 孫さんはそこで説明をしあぐねてしまいましたが。なんとなくは見えてきました。私なりに忖度すると、政治について切実に考えざるをえない状況に較べれば、政治のことを意識せずに暮らせるほうがどれだけ幸福ではないか…、とそんな意味ではないでしょうか。
おかげさまで今年も投票に行かない口実を見つけました(って、違うだろ)。
[参照]
Espresso Diary@信州松本:時をかける投資家。
qzmp blog:そういや投票行ってきた
そういえば台湾の職場で日本人同士で話していて、そうそう!と合意に達したのが「”mp3”を”エムピーサン”って言うと日本人に笑われるよね」と。「三」は中国語でも「san」なので、中国語読みでは「エムピーサン」となるんです。でも「ベスト・テン」て言うけど、そこから上はだんだん怪しくなって「ベストひゃく」とか言うじゃない。
それはそうとスカイピーです。eメール(*註)が普及した時も、国外在住の相手ともやりとりが容易になった!と感動しましたが、もはや通話もタダ! って使い始めたの最近なんですが、これで台湾の知人とも会話ができます。
*註:私の先輩で「メール」って呼ぶと「郵便」と区別できないので、「”電子”メール」としっかり呼ぶかたがいるのですが、若い子に「”電子”メール」と言ったら、吹き出されたと戸惑っていました。
そんなわけでスカイプフル・ライフを送ったりしていますが、先日たまたま、選挙の話になりました。相手は二十代半ばの台湾人・孫さん。
孫「日本は選挙の投票率が低いですよね」
私「そうですね。もう少し関心を持ったほうがいいのでしょうけど」
孫「えっ、なんでそう思うんですか?」
私「台湾人は政治に関心がある人が多いでしょう。
たとえば選挙の時には、外国に移住してる人ですら、投票のためだけに台湾に帰国して来ると聞きます」
孫「私はそれ、あまりよくないと思ってます」
私「そうなんですか?」
孫「だって外国に住んでいるのに、そのときだけ帰ってくるなんてやりすぎでしょう。
私は政治って好きじゃないです。だから投票率が低いのは一概に悪いことじゃない。
日本の投票率が低いのはなんでだと思いますか?」
私「ん… どこの政党に入れても何も変わらないから。あきらめてる人が大半じゃないかな」
孫「たとえばアフリカの貧しい国。食料や教育も不足している。でもこういった国の選挙は投票率が非常に高いんです」
私「それはアフリカ諸国なんかだと、どの政党が政権を執るかによって、生活が大きく変っちゃうからじゃない」
孫「ですから、日本の投票率が低いのは、あきらめているわけではなく…」
ああ、なるほど! 孫さんはそこで説明をしあぐねてしまいましたが。なんとなくは見えてきました。私なりに忖度すると、政治について切実に考えざるをえない状況に較べれば、政治のことを意識せずに暮らせるほうがどれだけ幸福ではないか…、とそんな意味ではないでしょうか。
おかげさまで今年も投票に行かない口実を見つけました(って、違うだろ)。
[参照]
Espresso Diary@信州松本:時をかける投資家。
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