ごぶさたしております。
出人さんのところで、いつぞや手遊びに作りました”なんちゃって「長年日記」”スクリプトが話題にされておりました。
David the smart ass :
同一月日の記事を表示する……のはどうやるの?月さんのところでも、試しに使ってもらっていて、そのうち改良するなどと言いつつ年余が過ぎていました orz
そんなわけで、ひとまず改良版です。
前作同様に、”違う年の同じ投稿月日”の記事を表示に加えて、
それがない場合は ”その記事の投稿日に近い、同カテゴリの記事” を引き当てます。
解説はまた次回にして、サイドバーとか適当なところに設置すれば動作します。
iframe に他のテンプレートを読み込んでいるとかじゃないので、以下のコードを全部貼るだけでOKです。
日付とかの部分も外部スクリプト側に入れたかったんですが、IE6だとどうしてもエラーが出て、修正のしかたがわからないのであきらめ…[2/1]リビジョン版に差し替え
変数名が yy mm とか適当過ぎたので、他のスクリプトを使ってたらぶつかるかもです。
---関連記事サジェスタ コードここから(2/1 更新)---
<script type="text/javascript" src="http://blog-imgs-24.fc2.com/p/o/e/poets/relatedentry2.js"></script>
<ul id="suggestlist"></ul>
<script type="text/javascript">
<!--not_permanent_area-->
window.document.onload=blogdata()
<!--/not_permanent_area-->
<!--permanent_area-->
window.document.onload=blogdatab(<!--topentry-->"<%topentry_category_no>","<%topentry_year>","<%topentry_month>","<%topentry_day>","<%topentry_category>"<!--/topentry-->)
<!--/permanent_area-->
</script>
---ここまで---
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タグ付けによる分類って方法は、もう目新しさはなくなってきている気もしますが、それでもまだこの方法がはたして有効なのか、あるいは有効に機能させるにはどう使えばいいのか、について論が尽きないようです。タグ分類という方法が確実な決定力を欠いていたせいもあるでしょう。
[参照]ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
:
画像や動画のタグ検索の際には、紹介文に含まれてない語のタグに注目 :
超適合率と超再現率こういった議論には、「タグ付けをする側」の意識が強いように感じられます。タグ分類は、「タグ付けをしない側」にも効用をもたらすのですが、そこがこれまであった分類や検索の方法に較べても大きいのではないかと思います。つまりタグクラウドや「人気のキーワード一覧」が、これまで「検索語を持たなかった」人たちにも、1クリックで検索できる言葉を与えました。
「ググレカス」と言われても、グーグルの検索機能がどんなに的確になっても、そこには空白の入力欄があるだけで、「なんて言葉で検索していいかわからない」と言う人たちはいます。
これは私のブログの解析にあった検索語でも比較的長めのものです。
《管理人のみコメントが見られる投票》
《子供でもできるハンバーガーの作り方》
グーグルはフレーズ検索にしないと適当に分解してしまうようですが、あまり長い文字列を入れても適した検索結果は得られないでしょう。でも誰もが適切な単語で区切って、アンド検索で絞り込んでお目当ての結果を導き出せるわけではないです。
どんなに検索力が強力に、的確になっても、「検索語がわからない」のでは何の役にも立ちません。そういった人たちにとっては、誰かが付けてくれた検索語が提示される、このタグ分類という方法は、それだけでも大きな恩恵です。その精度はともかくとして、手がかりは無から有になりました。もちろんそれは「タグ付けをする側」があってこそ発生する効用ではありますが。副次的な効用とは言え、あまり意識されていない気がします。
[関連]FCafe:
ユーザータグの没落?
主要なブログサービスにはだいたい記事本文を対象にした検索機能が付いています。検索機能がない場合は Googleの指定URL下を検索する機能(
参照)が利用されることが多いです。でもFC2ブログユーザでも既存の検索機能ではなく、この Google検索を設置しているのをたびたび見かけます。
私は、このグーグル検索を自サイト内用に使うのは不便だと感じていました。まずグーグルがすべてをずっとインデックスしている訳ではないですし、まだクロールされていない最近の記事なども対象になりません。ブログなんて個人運営の小規模なサイトがほとんどですから、全文をくまなくインデックスしてるはずない、と言うかしなくていいのかもしれないですが。
その点、ブログサービス側の全文検索であれば、更新された瞬間からその文章はすべて検索対象になるし、一語のもれもなく拾えるでしょう。
前回、Twitter にグーグル検索窓を表示させる GreaseMonkey を作っていた感じたのですが、全文を確実に拾う、という意味では「
Twitter 検索」(これは日本語のみの対象ですが)のほうがいいのです。特にTwitterはブログ記事のようにまとまった大きな単位ではなく更新頻度も激しいだけ、グーグルに拾われているのも少ないです。
しかし、当たり前かも知れませんが、マッチした文字があれば確実に拾う、と言うのは優れているようですがけっこう不便です。該当した対象が多くなると、その中から探すのは結局人力です。
あるいはかすかな表記揺れがあった場合でも、該当するものがゼロ件になってしまうこともあります。これに関しては FCafe の記事(参照 FCafe :
ファジー・マッチング?)を読んで気づかされました。全文を対象に正確に文字を拾うからといって、それが有効であるとは限らない。
そうなるともうひとつの問題は、検索結果の順位です。グーグルはじめとする検索エンジンの場合は、「重要・最適と思われるもの」をより上位に上げてきます(何が最適かは最終的に主観に因りますが)。しかしブログ検索の場合は「時系列」です。ほかに順位付けする基準がないですから。該当する文字列さえあれば、とにかく「時系列」(記事の投稿日)順に提示されます。
グーグルのページランクほどではないにしても、もうひとつ簡単に順位の基準にできるものがあります。1記事内の当該語の出現頻度です。検索エンジンでも出現頻度はひとつの参考値にしています。
言うまでもないですが、「apple」と1回だけ出現する記事よりは、10回出てきたほうが、それについて書かれた記事である可能性は高いわけです。
で、Danielさんが進められている、ブログの検索機能+JavaScript で補強 と言う形式であれば、検索順位を時系列以外の順にすることができそうです。対象語の出現頻度はもちろん、それ以外にも記事の重要度を上下させる基準はいろいろ考えられておもしろいです。
新着コメントリストから、コメント本文をポップアップ・ウィンドウを開くプラグインを登録しました。[
関連]
記事ページをわざわざ開く必要がなく、ちょっとチェックするには便利かと思います。
アレンジ方法を以下に説明します。
onClick=window.open('./?no=<%rcomment_keyno>&
style3=9537#cmn<%rcomment_no>','','width=
400,height=
300,top=
150,left=
100,scrollbars=1,resizable=1')
ポップアップするウィンドウの、サイズ、位置を調整したい場合は、このプラグインのHTML部分を編集します。コード内の各数字を変更してください。対応は次のとおりです。
width(開く小窓の幅)
height(開く小窓の高さ)
top(画面上からの距離)
left(画面左からの距離)
ポップアップ・ウィンドウ内の文字サイズや文字色を変えたいよう、と言う場合は、ちょっと手間がかかります。
1)まず共有テンプレートから「postlog」と言うテンプレートをダウンロードします。
2)ダウンロードした「postlog」のスタイルシートを編集します。
ポップアップ・コメントの文字部分は、CSS内に /* ポップコメント部分 */ と注釈が入っています。
3)プラグイン「ポップアップ・コメント」のHTMLを編集します。
前述のコードの
style3=9537 を
style2=postlog と変更してください。
ブログフォーラムでもしばしば「検索しても自分のブログが出てこない」と言う質問を目にします。この質問って、ウェブを始めてから日の浅い、それもここ二、三年の人たちなのかなと思います。私もウェブを常用するようになって五、六年そこらなので、そんなには変わらないのですが。そういえば部屋の中で、たとえば本が探しても見つからなくなってしまったとき、反射的に「そだ! 検索しよう」と考えてしまうことはあります…(笑)。それでも検索でウェブ上のものが何でも出てくる、というのが自分の常識とまではなってない気がします。
この数年でグーグルやヤフーの検索精度が向上したというのはあるでしょう。でも、この二、三年でもっとも変わったは検索精度ではなくて、広告だと思います。([参照] ウェビンブログ:
最近ありがちな広告)商品広告でも行政の広報でも「キーワード○○で検索! カチッ」というのが、電話番号の記載と同じくらい当たり前になりつつあります。
以前だと、できるだけ短く覚えやすいドメインを取得して、アクセスを促していたように思いますが、URLを入力するより検索のほうがカンタンですもんね。そのうち、広告上の検索窓のイラストもなくなっていくかもしれません。これは説明的なアイキャッチなので、検索が常識化してしまえば必要なくなります。今じゃ「@」だって「アットマーク」と説明書きすることがないでしょう。
検索結果に自分のブログないことに疑問を感じたり、自分のブログを友だちに教えるのに、URLではなく「サイト名で検索して」と言う人たちが増えたのは、そういう影響だと思います。
「検索」っていうのがコモディティ(日用)化しつつあるんだなとつくづく感じます。
ブログを筆頭に、ウェブ上のコンテンツはどんどん増えているので、検索は重要になるでしょう。でも、毎回検索して行き先にたどり着くのは面倒だし、確実じゃありません。定期的に巡回する先はもちろんですが、たまたま一度閲覧して、後日また見るかもしれないページであればブックマークしておくほうがいいです。でもウェブコンテンツがこれだけ増えているので、ブラウザの「お気に入り」にいちいち入れてたらもう収まる量ではありません。なのでウェブツールのブックマークが必需品になってきます。
ブログ人口は相当増えました。でもブログやサイトを作って、何かを書いたり情報を発信したい人っていうのはある程度限られてきます。つまりウェブを閲覧するだけの人口のほうがずっと多いはずです。そして検索やその他の方法で見つけたウェブページを何かに記憶させておく必要も出てきます。
そうなると近未来的に利用者数の比は下のようにならないでしょうか。
検索エンジン利用者 > オンラインブックマーク利用者 > ブログ利用者
「オンラインブックマーク」と言うと、すなわち「ソーシャルブックマーク」となってしまうようですが、厳密にはこのふたつには違いがあります。ほとんどいっしょというか、ソーシャルブックマークはオンラインブックマークの一種ですね。ブックマークしたものが共有化されるかどうかの違いなんですが、SBS(サービス)を見ているとその「共有化」の部分にウェイトが寄り過ぎている気がするんです。
先ほど書いたように、まずは「ブラウザのお気に入り」に代替するツールなわけですから、個人ベースでの使い勝手を優先したほうがいいと思うのです。しかし「ソーシャル」として繋がる仕組みばかり重視されがちです。中にはタグを1つだけでも入力しないと保存できなかったりするSBMがあります。コメントや採点みたいな機能もやたらにありますが、そういうのは二の次でいいです。
検索と同じく、オンラインブックマークもコモディティ化するかもしれませんが、その際にそういった機能は却ってじゃまになる気もします。ソーシャルブックマークである以前に、オンラインブックマークとしての使い易さを重視して欲しいところ。

wikipedia などから文章を引用しようとコピーペーストすると、Safari では「?」と文字化けしてしまうことがあります。バックスラッシュが文字化けするのと似た現象です。

wikipedia などは文字コードが UTF-8 なので、多言語に対応していますが、日本のブログの多くは Shift-JIS か EUC-JP を採用しているため、外字をそのままでは使うことはできません。
[参照]絵文録ことのは.
「多国語で書けるブログはどこ?ブログ124サービス【文字コード】全チェック」ちなみに繁體字というのは、日本でも戦後の教育改革前に使われていたいわゆる旧字とほぼ同じで、京極夏彦センセイがやたら使いたがるアレです。
簡体字とは、共産党中国が誕生したときに、画数の多い漢字を簡素化するために導入されたものです。ただし漢字の「つくり」の概念をばっさり切り捨ててしまっているので、字源を辿る(漢字の作りから意味を推測する)ことがしにくいです。
「麗」は大胆に省略して「丽」になったり、「穀」は音が同じ「谷」になります。穀物を谷物とか書かれると意味不明なわけです。
「鄧」は unicode で、Shift-JIS にはない文字だとわかります。

それで、Shift-JIS や EUC-JP のブログでは文字実体参照を使いますが、Firefox や Windows IE など、大概ブラウザが自動的に実体参照化してくれるようです。
「登β」のように、ギリシア文字と組文字にして表現するアラワザもよく見かけますが、これは決して「ノボル・ベータ」…ではありません。「耳呈」は「みみてい」ではなく「聖」です(わざわざ分解すんなヨ)。
Safari では、あらかじめ unicode の文字を実体参照化しておく必要があります。 MSWord ではウェブテキストとして保存すると、わざわざspanで囲んで言語指定してくれるようです。しかしなかなか実体参照化に使い勝手のいいエディタがありません。と言うか、それならFirefox使った方が早そうです。
が、なんとか Safari だけでがんばってみましょう。

Googleで、「鄧 + FC2」、「鄧 + EUC」のように検索して、その文字を使ったサイトを見つけます。このとき「キャッシュ」で開くと、当該の文字がマーキングされているので探しやすいです。これをさらにソース表示させます。
するとブラウザ上では「鄧」と表示されている字は、文字参照で「&#37159;」なのだとわかります。
これをそのまま入力すれば Safari からでも文字化けは回避ことができます。

これで「我愛イ尓」なんて珍妙な書き方をしていたのも、スマートに「我愛你」と言えるようになります。
ブログプラントはブログの状態を植物の成長に見立て可視化しています。
しかし、コメント数が知りたいのであれば、「コメント:5件」と文字表示させるのがもっともわかりやすいのです。ブログプラントとして視覚化することで、そういった個別の情報は抽象化されてしまいます。では視覚化の効用とはなんでしょう。たとえば総体(たとえば月々)としての状態は見て取りやすくなっていると思います。右のプラントのほうが大きく、実や花も多くついている=ブログに活気がある、賑わっていることが一目でわかります。

ではデザインは、個々の情報をどこまで明示させればいいでしょうか? とにかく総体として何かを表現していれば良いのか。
ブログプラントで指標となっているのは、記事数・コメント数・トラックバック数、この3つです。これらの数が多いことが、すなわち「ブログの成長・発展」と位置づけたからです。なのでこれらは、幹が伸びるとか、花から実になる、というような比較的わかりやすいイメージになっています。
逆に、投稿曜日や投稿時間などはさして重要な要素ではないと思うのです。ですので、どの部分が何曜日を表わしているかを明示させる必要はありません。しかし曜日を要素にあてることで、少なくとも7種類(月~日曜)の変化をつけることができます。樹木の周りを飛ぶ蝶や鳥の色は曜日によって変ります。また蝶や鳥は、みなバラバラの位置にいますが、これは樹木からの距離を「margin:投稿時間 px」と、変数を組み込んで設定しているからです。0時の投稿なら樹に近く、最も樹から離れるは23時(23px)のときです。投稿時間は「ブログの成長」とは直結してないので、幹を伸ばしたりする要素には使いませんでした。
これらは非対称性を作り出すために用いました。プラントの基本構造は、ブログとして出力される繰り返しのパターンなので、そのままにしておくと単調な、生物らしくない人工的な感じになってしまいます。そこで単調な対称性を崩す必要がありました。
たとえば旧デザインでは、「コメントの花や果実」は向かって左側の枝に表示されますが、今回は左右どちらかに付きます。本来、〈コメントは左側〉と一定した基準がある方が明示性は高いはずです。でも旧デザインを見ればわかるように、片側だけに花実がつくと外観は非常にアンバランスになります。では反対側にも、たとえば「投稿時間」によって花が咲くようにすれば偏りはなくなります。しかしそれでは「花実」が「コメント」と対応していることが不明確になってしまいます。もしそうするなら、花実以外のもので左右のバランスをとるべきでしょう。

今回のリニューアルでは、個々の情報の対応性より、総体としての見映えに注力したのですが、全体を見たときに、果実が付いていたり、虫がとまっている部分はどんな記事なんだろう? と気になりませんか?
そこでブログプラントの各部分に、その記事へのリンクを張りました。文字だけで表示されたタイトル一覧よりも、ずっと人の気を引く効果がある(!?)、これは視覚化による最大の利点です。つまりブログプラントは一種のインターフェイスとしての可能性も持っていた!? のです。画像が何の情報を表わしているかはタイトル属性で補っています。
コメントリスト変数を使えば、花や実をクリックすることで直接コメントを読めるようにもできます。もっと極端にいえば、トップページにはブログプラントしか置かない! という方法だって考えられます。プラントの各部分に必要なリンクを張っておいて、パーマリンク等で記事本文が読めるようにしておけば、インターフェイスとしての役割を果たせるかもしれません。
人の気を引く、という意味ではコメントもそうです。コメントをすれば、それが花になり実になります。花や実を増やしたくて、訪問者が思わずコメントしたくなってしまう。本末転倒かもしれませんが、そんな効果があるなら、それは有効なインターフェイスと呼べないでしょうか。コメントが多いところでは、花実が増えるのを2つ毎にするとか、あるいは画像の種類を増やして10段階に設定するなど、スタイルシートを少し変更するだけで拡張が可能です。
また月(month)ごとに、葉の色や花の種類を変え、季節感を出すなんてこともできます。
運営者もまたプラントを大きくしたくて、エントリの回数が増えたりする。つまりそれが「ブログを育てる」こと=「植物の成長」というブログプラントの表現に繋がっているのです。
[前記事]ブログプラントで、デザインについて思った
(1) (2)