2005年06月 - ポエツ | poets

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複数ウインドウが示唆する新しい可能性

「dress」というカテゴリーは、たぶん統廃合すると思うのですが、せっかくなので、テンプレートに関する補完記述をしましょう。
すでに取り上げた『12th_scroll』と『lostw0rld1』に関することです。


『12th_scroll』などは特に「横スクロール」である点が話題になっていたりするのですが、もっとも留意しなければならない点はそこでないことに気づきました。
前回《記事並列同画面表示》と表現した、この形式の重要な特徴です。

本文記事が表示される区域、一般的に「メインカラム」などと呼ばれているでしょうか。とりあえずこの記事では「本文”ウインドウ”」と呼んでおきます。
上記のテンプレートには「本文ウインドウ」が「複数」あるのです。

もといタテ構図でも実際は同じなのです。一単位のエントリは、ひとつのブロックに格納されています。しかし普通はこのブロックは直列に積まれ、「ひとつのスクロールバーの管理下」に表示されます。
つまり 「複数ブロック:1ウインドウ」です。
そうなると「ひと繋がりのもの」として処理されているのとほとんど同じになります。

逆に、各ブロックごとにスクロールバーを表示させる、という方法を採用しているスキンもあるということです。タテ構図・ヨコ構図は関係ありません。「1ブロック:1ウインドウ」です。
この形態を採用しているスキンが少ないのは、たぶん次のような理由でしょう。つまり、一般的なスキンでは、ワン・スクロールで記事を一覧できるのに対し、個々にスクロールバーが付いているものは、各本文ウィンドウをそれぞれ操作しなければならず、煩瑣であるからです。

もうひとつ付け足すと、スクロールバーというのは画面上でけっこう主張するので、一画面上に複数あるとうるさく感じられて、デザインを損ないやすい要素でもあります。装飾の自由があまり利かない点もあわせて「formボタン」などと似た存在です。

逆に利点は何かといえば、個々の本文ウインドウが独立しているので、(各ウインドウサイズ次第ですが)「同画面表示」が可能になるのです。
たとえばA、B、C、という3日分の記事がエントリされています。このとき個々の本文ウインドウが独立している場合、「Aの中央部を見ながら、Bの最後の部分と、Cの最後の部分を読む」ということができるのです。

そんなことを普通やるか? と思う方もいるかもしれません。
それも読むサイトの種類に左右されてしまいますが、意外と皆やっていると思うのです。
これが一直線に並んでスクロールするものであると、「記事Aの個所を読んで、Bの記事では何て書いてあったかな、と見較べにいくのにスクロールし、また上の記事の続きへ戻る」という行為をします。

そういう場合、私は個別表示(permalink)をタブに開き直したりするのですが、タブ切り替えでできるのは「同時参照」ではなく「交互に参照」なのです。しかし一画面上に同時に本文ウインドウがあれば、記事の同時参照が可能になります。


もちろん、通常表示でも、カテゴリ表示でも、並ぶのは近接した投稿日時の記事ですので、参照できる対象というのは限られてきてしまいます。しかし考えてみれば、記事比較することが、よくあり得るのは日付が近いものではないでしょうか。
たとえば、誰かの日記ブログを読んでいたとします。「今日の記事」に、ある事件の顛末が書かれていたのだけど、そういえば前々の記事に「事件の発端」が書かれていたけど、何だったかな? と下へスクロールすることなどままありますよね。

写真日録のサイトであれば、「今日の一枚」、「昨日の一枚」、「一昨日の一枚」を並べて鑑賞することも可能です。
普通であれば何度もスクロールバーを上下させなければできなかったことです。

記事比較参照することが多いのは、もう少し専門的なことを連載しているサイトかもしれません。
しかしこの場合も、カテゴリページに遷移して「連載ブログロジー講座・第14回」、「第13回」、「第12回」、のように表示できれば、今回の講座を読みながら、隣のウインドウで、前回出てきた用語説明の下りを探す、ということも比較的容易になります。

もっと日時が離れている記事や、カテゴリも違う記事を参照するにはどうすればいいか? 
それこそタブで開けば済むことです。
「複数ウインドウ」は手近な範疇の記事を、気軽に比較参照するのに便利である、と考えられないでしょうか。3、4回分の記事をちょっと見較べるために、何度も上下スクロールしたり、ブラウザのタブやウインドウを新規に開ける必要もないのです。

[カテゴリ]*blog-logy*ブログデザイン考
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one more take

■直列を緩和するもうひとつのカタチ

ようやく、序論から本論、各論へ移行する段階へ来たので、いま一度要点を明示します。
1)ブログとは時系列優先で処理されるシステムである。
2)必ずしも最新=最重要ではないので、単純に直列に並ぶのをスキンの仕様で緩和させる。

ほぼ、この2点に集約されると思うのですが、2)について補足すると、「最新のものには、やはり優位性がある」ことは否定できない点です。
前回までは逆の主旨に焦点を絞って話を展開していました。「最新」はまた、「一過性」でもある可能性が高いのですが、一過性自体は情報の質の違いであって、悪い要素なわけではありません。


たとえば、あるサイトを、さほど頻繁ではないにしろ、定期的に閲覧している人がいます。そのサイトのコンテンツが、ニュースサイトのように情報の鮮度に重点のあるものではなかったとしましょう。繰り返し見るような固定コンテンツがあるにせよ、やはり閲覧者にとって新着コンテンツは別格で重要なのは言うまでもありません。普通はトップに表示されます。
つまり、最新の記事(コンテンツ)と、それ以前の記事、には別種の重要性がある。で、ここまでさんざん「並列」と唸っていたのですが、最も理想的な並列とは、この2種類が併存することです。

「それ以前」というのはどこから含まれるかといえば、極論すれば「ひとつ前の記事」から適用してしまってもいいでしょう。厳密にはもうちょっと定義を絞りたいのですが、実際、単純な「直列表示」(多くのブログがそうである)では、ひとつ前の記事すらかなり下に流されてしまいますから。
「ひとつ前」は極論にしても「リーセントエントリ」から外れてしまったら、掘り起こしの難度は高くなります。

それでブログにおいては「月別アーカイブ」や「カテゴリ」と言った、埋もれがちな記事へのナビゲーションが付いています。FC2のサポートフォーラムを見ても、過去の特定の記事にアクセスしやすくしたいという要望はありますから「フェイバリット」のようなツールもあったほうがいいでしょうね。
自身のブログ歴も浅いので知りませんが、そういうナビツールのあるブログもあるのでしょうか。

共有スキンに「便利ナビ」というシリーズがありますが、これなども少し過去の記事にアクセスしやすい、という意味で「便利」ということです。

benri-navis.jpg



前回『12th_scroll』と『lostw0rld1』を取り上げました。その際、これから着手するカスタマイズで、目指す「並列」モデルについて留保したのですが、それはまず『title-only』(crazymoon 氏)というスキンを取り上げたかったからです。
直列を緩和するもうひとつのカタチをもったスキンです。
『website』などのスキンの形式ついては、「記事はトップページに露出しているモデルが望ましい」と書きました。この『title-only』では、記事は露出していないものの、ナビツールの折り畳みと同様の手法で収納されているだけで、別ページに遷移する必要はありません。

『title-only』実装例


私のように長文を書いている場合、特に顕著ですが、記事本文があるから、2番手以降の記事が押しやられるわけです。だからコンパクトに見せたい時、トップページに新着タイトルしか置かないスキンというのもあります。『polaloid』シリーズと同じ、hizumii 氏の『i_love_dogs_mini』などもそのひとつです。
しかしこれらは、別ページに遷移しないと記事が読めません。

ilove-dogs.jpg



■「追記」は必要か?
長い文章を書くなら「追記」機能を使えばいいんじゃあないの? と言う意見は当然あるでしょう。
このサイトでは意図的に「追記」を使っていません。これから徐々にスキンのカスタマイズレポートをしていきますが、今のところ考えているモデルが、「追記」をあまり必要としない形式にできたらなあ、と想定しているからです。

実はブログサービスを選ぶ際に、私が最重視したのは「追記」機能の有無でした。「追記」機能のないサーバというのも多いです。ブログ歴2ヶ月なので詳しくはないですが、もしかしたら、ないほうが多いかもしれません。
で、FC2に登録して早速やったカスタマイズが「追記の折り畳み」だったりします。

『アジアンビートカンケリキッズ(FC2BLOGなのか?)』
追記の展開・折り畳み

基本的に追記を使うのであれば、折り畳みを使って、別ページへ遷移せずに読める方がいいと思っています。
『title-only』に到っては本文自体が折り畳みですね。

次回は、予告もしていましたので、「トップページに記事が露出していること」から入りたい… できればそうしたいな、と。

[カテゴリ]*blog-logy*ブログデザイン考

ポスト・ブロギズム ”post-blogism”

■並列主義

「blog-logy」では「こんなスキンが欲しい!」を追及してゆくのですが、では私が理想的と思っているスキンは《並列》なのか、というとそうではなかったりします。(スキン=テンプレート:特に用語の使い分けはしていません)

じゃー、前回くどくどと「並列」を語ったオマエは何なんだ。と怒られてしまいそうですが、前回は「weblogという機構自体のアンチ」を述べたのであって、ブログを使っている以上、「直列」管理下に置かれるのは仕方ないと考えています。


というよりも、そういう「非直列テンプレ」はweb作家さんたちがとっくに用意してくれています。
FC2で代表的なものと言えば、webbingstudio氏の『website』が挙げられるでしょう。
他にもpcafe氏の『odin』、『float』、 hizumii 氏の『polaloid』シリーズなど、ほかにもいくつか配付されている。

skin-weblogs.jpg

skin-odins.jpg



これらは同じ系統のスキンかといえば、それは私が勝手に系統づけているだけで、一皮むけばそれぞれ違いはあります。
私の解説はいささか牽強付会ですので、正しくは作家さんたち自身の解説を読むことをオススメします。

ウェビンブログhttp://webbingstudio.blog10.fc2.com/blog-entry-76.html

で、私の牽強付会な解説ですが、さきほど挙げたスキンに共通するのは「トップページに記事を表示させない」ということです。
直列の最たるものはコンテンツ(記事)の重層なのですから、これ自体を見せずに、「カテゴリ」や「アーカイブ」と言った入り口を別途与えてやることによって、並列化させています。これなら「ひたすら時系列に、内容(カテゴリ)も関係なく一直線に並ぶ」状態を、充分に緩和することができます。


そして並列にはもうひとつのカタチがあります。
たとえば、lovehelm氏の『12th_scroll』や、lostw0rld氏の『lostw0rld1』がそうです。

skin-12scrolls.jpg


実装例:12th_scroll
実装例:lostw0rld1

これは、記事表示が並列なんですね。
いささか重力に逆らいがちの感はありますが並列です。

前回までの私の話を読んで下さった方には、私が主張していた《並列》は、どっちかというと前者のスタイルだろうと思われるでしょう。後者のは「見映えが並列的」なだけですから。
何ですが、気分的には後者の「並列」を指示したいのです。
基本的には、やはりトップページでは記事が露出していた方が好ましいからです。この辺、詳しくは次回のテーマである「ポエツスキン仕様基準」で取り扱います。もし書きわすれてたら「記事露出の件について予告してたじゃねーか」と喝を入れてやって下さい。

もとい「並列表示スキン」で1画面に一度に表示されるのは、2記事前後(ディスプレイ依存)ではあるのですが、最も回避したかった「1記事投稿しただけで、2番手以降が押し下げられて見えなくなってしまう」
また、それに伴い「新着記事の方が、新しいというだけで、それ以前のものより価値(位置)が高くなってしまう」といった状態をそれなりに緩和してくれてると思うのです。

私の文章が長いのがいけない、といえばそれまでですが、本件『ポスト・ブロギズム』のすぐ下に、前記事『アンチ・ブロギズム』があるはずですが、見えないんですね。でも「並列表示スキン」であれば、実装例を見てもらえばわかりますが、2つの記事は仲の良い姉妹のように並んで表示されてるじゃありませんか!

ここまで書いて気づいたのは、「並列指向」というのは、(新しい程いいという)価値観と差別への抵抗でもあるってことです(ホントかよ… OTL)。


この後の回で、断続的に「FC2共有テンプレート批評」を連載していくつもりですが、少し先行して『12th_scroll』と『lostw0rld1』について、ちょこっと言及すれば、


惜しむらくは「並列同画面表示」に特化しているわけではない

点です。というか、もとよりそんなコンセプトのテンプレではないと思うんですよ。私が勝手に期待してるだけで。誤解のないように繰り返すと、「私的にはこういうスキンが欲しい」という主観を述べているだけですから。
この2つのスキンは、解像度1024×768のディスプレイで見ても、2つ分の記事が完全に表示されません。
タイトル周りなどにスペースを取っているので、記事が見切れています。

たとえば記事表示部分を 320~350×450~500 前後にして、余白を取りすぎないようにして並べます。
タイトルや各種ナビゲーションの位置を工夫すれば、2、3件の記事を見切れなしに「同画面表示」させられます。(800×600ディスプレイでも2件は確実)


うーん、ではこれが『ポエツ』のカスタマイズが目指す姿なのか…
となりますが、「ああ、まだ引っ張るんだ」とか思われそうですが、とりあえず保留にさせて下さい。

「記事並列同画面表示」
えー、つまり「複数の記事を並列に一画面内に表示させる」というコンセプトは、かなりいいんじゃないかと思います。
まあ、今回も長文になりましたので、これくらいで。

[カテゴリ]*blog-logy*ブログデザイン考

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