部屋とYシャツと私〈後段〉 - ポエツ | poets

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■色や形はぴったりなんだけど…
だいぶ迂回してきましたが、話をwebデザインに還元させましょう。

私がwebをちょこちょこいじるようになったのは、自分の文筆やイラストなどをwebで発表したかったからです。
それだけならとても簡単なことなのですが、見せ方にこだわりがあると全部をいじるしかなくなります。
どういう動作によって、どの部分を、どういうふうに表示させたい…
なんとか全ての要素を1画面上で表示させたい…etc
ロールオーバーひとつ取っても、センスが問われるわけですから。

好きな作家さんのサイトギャラリーなどを見た時に、(サイト製作者は別にいるのでしょうが)
作品自体はいいのに見せ方がよくなかったりすると悲しくなります。
(見せ方はよくないんだけど、それがその作家の性格をよく表してたりするぶんにはOK)

「どんな食器に載せても、料理の味は変わらないじゃないか」という意見もあるのでしょうが、
私などにはそう考えられないわけです。
京極夏彦氏が、自著の装丁や組み版にまで拘るのはよく理解できます。
(私と職種が重なる部分もあるので)

で、webサイトいじりというのは、私は「箱庭」に似ているように思います。
え、箱庭いじりの経験がない? 「盆栽」でもいいんですが…
なら「アパートの自分の部屋」でどうでしょう。
ひとつの小さな世界のあるじとなって、そこをコーディネートする喜びというのは、度合いの違いこそ誰にでもあるのではないでしょうか。
私もはじめてアパートを借りた時には、カーテンだのクッションだの椅子だのに拘って、時間と金銭を散々浪費しました。

weblogにしても同様です。
FC2には非常に豊富かつ優れたスキンがすでに用意されているわけですが…

色や形がぴったりきてても重さがちょっと足りないみたい
(橘いずみ『ピストル』)


すでに誰かが作ったあるものを、身の丈にあうように過不足をアレンジする。それがカスタマイズですね。
世界全部を構築するのはやっぱり容易ではありません。
あの映画のラストだけ書き換えたい、とかそういうのといっしょです。

付記
私の友人の舞台俳優は、一時期自分の出演作の脚本を自分で書いていました。
彼いわく「おもしろい脚本を書いてくれる演出家が知り合いにいてくれたら、自分では書かない。いないから仕方なく自作自演してる」と。
では「色や形がぴったりきてて、重さもちょうどいい」スキンと巡り合えたら、私はカスタマイズをしないでしょうか?
……その問題には容易に答えられそうにありません。

[カテゴリ]*blog-logy*ブログデザイン考

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