視野が広いと騙される - ポエツ | poets

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写真の専門学校のなかには本科とは別に、土日に入門者向けの講座を開講しているところがあって、私も以前1年ほど通っていた。
あるとき講師がこう質問してきた。
「そのレンズいくつ?」
「24ミリです」
「そこからファインダの中央に僕を入れて見たとき、背景のホワイトボードの字はどこからどこまで画角に収まると思う?
ファインダは覗かないで答えてみて」

レンズを通すのと、肉眼で見るのとは違う。いまカメラについているレンズが、どこからどこまでを捕らえているかの感覚がないと、ファインダを覗いた後になってから、近すぎる/遠すぎるとなって、被写体との距離を再調整しなければならない。
撮影技術のある人は「何ミリレンズで、この距離からだと、どこまでが画角に収まる」ことを把握している。
ふつう写真を撮るときは、レンズを覗きながら被写体を探すわけはない。まず眼で見て、撮ろうと思った人物や景色にカメラをむけるわけだけど、肉眼とレンズには視野の差がある。だから技術のない私のような素人には、眼で見た時「撮りたい」と思ったものが、レンズをのぞいた時にも同じように見えるほうがいい。

50ミリが一般的に標準と言われているのは、「対象の大きさ」が肉眼の感覚に近いかららしい。しかし50ミリレンズをのぞくと、肉眼で見ているときよりもずいぶん視野が狭く違和感を覚えると思う。人間の視野は、どこに意識を集中しているかによって広くも狭くもなるので、必ずしも一定ではないのだが、視野感覚での「標準レンズ」は35ミリになるようだ。
私の体験だが、35ミリだと肉眼とレンズの視野差が少なく、被写体との距離を測り直さなくて済むようになった。

標準ズームと呼ばれるのがあって、だいたい24-100ミリ前後をカバーしている。入門用の廉価レンズなので単焦点よりも安い。35ミリもズーム域に含まれてるから、複は単を兼ねているように思えるが、撮影時にズーミングと言う1アクションを強いるので、その点では初心者向けとは思えない。

写真の良し悪しとはナニか? もちろん一概には言えないけど、あえて言えば「画面に余計なものは入れないこと」だ。あ、大前提として主題は画面にちゃんと入っているとして、だ。そこんとこ、50ミリなら余計なものが写ってこないから好い。
何年か前から、コンパクトデジカメにも広角域をカバーするレンズが付くようになったが、中には広告がだましてるんじゃあないかと思えるものがある。
集合写真などを例にして、左右の見切れちゃってた人も、広角レンズならちゃんと写りますよ! と言うのだけど、ウソではないにしろ詐術でしょう。

「広がる」という方ばかりを強調するけども、ワイドになったのではなく、画面そのものは変らないんだから、対象は遠く(小さく)なる。
なので、右のように写りますよ、と言うのは正確じゃない。下のようになるはず。

また、背後に遠景を持ってくる場合、手前の被写体を画面内で同じサイズになるように入れたとしても奥行きがずいぶん違ってくる。仰角なども変ってくるので、広角を「ワイド画面」とカン違いさせるのはどうかと思ってしまう。

その両方の例が KODAK のサイトにある。(5人全員おK!)
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/digitalcamera/stylish/v705/more01.shtml

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