ホルガ!ホルガ!ホルガ! - ポエツ | poets

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HOLGA(ホルガ)というカメラをご存知でしょうか?
私はロシア製のカメラだと思い込んでいたのだけど、それはどこかで「LOMO」と混同してたらしい。正しくは中国製でした。
こちらのサイト『日々是マルディちゃん(仮)』で、ホルガの撮影日記が掲載されているのですが、腕前とセンスがあればホルガでもここまでの写真が撮れるのか! とじわじわと感動が。なかでもお気に入りはこちらのお祭りの写真。こんな味わいのある写真が撮れるなら、ホルガを使ってみたくてたまらなくなりました。
あ、もしかしたらホルガって意外と「写る」カメラなのかも知れませんが、”ホルガでも”と言ったのはこのカメラの外観のチープさにあります。店頭で手に取ってみれば分かりますが、ふわふわとした軽さ、明らかに密閉度の低そうな構造。あまりの造りのちゃちさに、私は展示用のモックアップとかん違いしたくらいです。

兼ねてからペンタブレットの購入を検討していたのですが、『日々是マルディちゃん(仮)』で掲載されている数十点の作品を見ていて、どんどんホルガに魅かれつつあります。いや、もしかしたら、このホルガの持つポテンシャルとコストパフォーマンスこそ、フィルム業界が水没しつつある、このデジタル・ファシズムの時代に、数少ない復古の砦になる気すらしてきました。いま私は、ホルガにはデジタルにはない魅力があることを、このサイトを見た未入門者に伝わる言葉で、自分のわかる範囲でまとめておきたいだけです。

私が初めて買ったカメラはデジタルでした。そこからフィルム一眼レフ、ゼンザブロニカSQとテクノロジー的には徐々に後退しています。初級者は「ただボタンを押すだけ」のカンタン操作で、写真のおもしろさを知り、そこから少しずつ手間のかかる味わい方を知ってゆく。私自身、中判マニュアルカメラの使用歴は1年半ほどの初心者です。そしてなにしろホルガを使ったことはありません。そこをご了承の上で、未体験者が未入門者に送る、中判カメラ・ホルガの紹介です。

・公式サイトの製品コピーにも人を食ったようなキッチュさが…
[販売元]日本ポラロイド社 HOLGAシリーズ
・使い方などはこちらを参考にさせていただきました。
FAB STYLE「HOLGA(ホルガ)」


【初級者による、未入門者のための手引き】
1)操作系が実に単純に造られている。
2)6×6、6×4.5 の中判(ブローニ)から、35ミリフィルム、ポラロイドフィルムまでに対応。
3)ホルガ本体の価格は1万円を切る。入門器としてはまさに最適なこの価格。


【なんて可愛や、ホルガ】
1)はケガの功名というか、マニュアル撮影では、絞り・シャッタースピード・フォーカシングなどの操作が必要になるのですが、ホルガの場合そのへんはもうあまり気にせずやって構わないようです。まあまあ固いこと言わずにってヤツで、「初心者に優しい」んですね(!?)

FAB STYLEより「ピント」

トイカメラらしいなんとも大雑把な4段階。
このピントあわせは4段階どれでとってもほとんど変わりはありませんので、イジル必要ナシ!



Σ( ̄□ ̄;) 何とファジーな! つまり「写ルンです」なみのカンタン操作。メカというのは複雑に制御できるものほど、初級者には楽しくないのです。
とは言え、光漏れ、とはすごい!

FAB STYLEより

本体の隙間からフィルムに感光してしまい「光漏れ」という現象がおこります。
ですので、それを抑制するための「遮光テープ」が付属しています。
ですが個体差が激しく、「どこに」「どれくらい」テープをはればよいかは
マイ・ホルガと付き合いながら、調整していかなければなりません。




【夢のカメラ、ホルガ】
カメラを使い分ける理由、は様々あると思うのですが、やはり記録フォーマットの違いが大きな要因でしょう。現在一番扱いやすいデジタル、フィルムなら35ミリ。それからその場で現像されるポラロイドフィルム。そして一般にはなじみがなくなってくるのがブローニー(中判)でしょう。

ブローニーフィルムはパトローネに包まれた形状ではないので、35ミリにくらべ扱いは少し面倒。物質的にはAPSや35ミリと同じで、ただサイズの違いだけ。フィルム面積が大きいとどうなるかといえば、それだけ像が細部までより精密に写るようになります。
商品撮影やモデル撮りでは、さらに大きいサイズ、大判(4×5、しのご)が使われますが、カメラ本体も大きくなるため必然的にスタジオ内での撮影に使われます。その点ブローニーカメラは持ち歩ける機動力を残しています。とは言えゼンザブロニカのように重量1.5キロ以上あっては、女性にはちょっとつらいところ。その点ホルガはわずか230グラム。気軽にブローニーを使うには持って来いのカメラです。

ブローニーと言っても、規格は主に6×7、6×6、6×4.5 などがあり、これはフィルムの”横幅”をどれだけ画角として使用するかを意味します。装填するフィルムは同一なので、6×4.5なら6×6より1本のフィルムで撮影できる枚数は多くなります。6×6なら12枚撮り、6×4.5なら15枚撮り。
ホルガの素敵なところは6×6、6×4.5のふたつの規格に対応していること。その上、35ミリフィルム、ポラロイドフィルムにも対応していて、カメラによっては複数台を使い分けしなければならないところを、ホルガは1台に凝縮されています。まさに夢のカメラ。

6×4.5と6×6の最も大きな違いは、6×6は唯一の正方形(スクエア)フォーマットである点。それ以外の規格はすべて「タテ位置」、「ヨコ位置」の構図が自ずと発生するのですが、言うまでもなく正方形はタテヨコの構図がありません。好き嫌いはあれど、これが一種独特な構図を生み出す要素になります。
絵画においても、タテヨコが定まらないためか、正方形のカンバスは長方形に較べ少ないようですが、著名な作家ではクリムトなどが正方形の作品を多く残しています。クリムトの絵がレコードジャケットに多く使われたのは、正方形フォーマットの作品が多かったからだと言われています。
正方形フォーマットは、二眼の名器ローライフレックスやハッセルブラッドなどが広く知られていますが、国産ではゼンザブロニカSQ系統を最後に現在は生産されていない規格となってしまいました。


【コストパフォーマンス】
 ブローニーからポラロイドまで使えるカメラが、なんと10,000円を切る価格。周辺機材を含むセットでも15,000程度で買えてしまう。入門機としても、女の子のレトロなファッションアイテムとしても、冷やかしで買うにしてもお手ごろ…… とひとつ忘れていました。「露出計」のことを。
まあここまで来たら、ホルガだし、カンで撮っても写りそうな気がしてきましたが・・・。スペックを見てみると、絞りは「f/8」固定(なんちゃってf/11もついているらしいが)。シャッタースピードは「1/100秒・バルブ」。
 ゜Д゜) …あれ、これはもしかして「1/100秒”~”バルブ」じゃなくて「1/100秒 ”or” バルブ」なのかーー!? やっぱり、適当に撮っても写りそうな気がしてきました。露出計は必要なさそうです。

そんなわけで、私の買い物リストにホルガは明記されることとなりました。今年の秋はホルガの秋になりそうです。ひとりで犠牲者になるのはいやなのでも多くの方にブローニーカメラのおもしろさを知って欲しいので、この記事を見て興味を持たれた方はホルガを買いに走りましょう。

comment


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はじめまして。

TBありがとうございました。
写真は細々まったりとやっているので、こちらの記事で紹介していただいて感激してしまいました。

さて、ホルガですが、「意外に写る!」と飛び上がって喜んでしまうこともあれば、「やっぱりホルガだ…」とうなだれてしまうことも多々あります。でもそんな失敗写真も「まさにホルガっぽい」と言ってしまえば、「味のある写真」として認められてしまうところがこのカメラの良いところ(?)なんではないかと思います。

私は最近二眼レフでブローニーを使い始めたんですが、元々写真はホルガから入ってしまったので、あまりにもシャープな写真だと「ちょっと物足りない」くらいになってきました。

ぜひぜひホルガを使ってみてください。チープなくせになかなか手を焼かせてくれるかわいいカメラだと思います。

はじめまして、 マルディさま

どうもありがとうございます!
使ったこともないホルガを紹介していいのか、一日迷いましたけど、
大きく間違ったことが書いてなかったのならホッとしています。
間違ってる情報があったらご指摘くださいな。

やっぱりホルガは可愛いカメラなんですね。
こういうのはスペックじゃなく、撮れた作品を見て判断すべきだと、
マルディさんの写真を見て思いました。そちらで掲載されている実際の写真を見なかったら、ここまでホルガに心動かされなかったでしょう。

このギャラリーサイトみると、写り方にバラつきはあるけど、どれも味わい深いです。
HOLGA ちっく!>  http://www.728.co.jp/holga/
この秋はホルガにはまることにします!

※ブログの他の方のコメント見ると「マルディさん」じゃなくて「マルディちゃん」なんですね。

仕様について少し

耳呈さん こんばんは。
お褒めいただいて嬉しいやら恥ずかしいやら…でもやっぱりめちゃくちゃ嬉しいマルディちゃんです。

*半強制的に「マルディちゃん」と呼んでもらってます。「マルディさん」だとなんだかオカマぽいので…。

ホルガについて少しだけ補足しておきますと;

1.ホルガの場合、6×4.5なら16枚撮りとなっております。
ボディの裏に赤窓がありまして、12(6×6)と16(6×4.5)という2つの数字が書かれてます。
と今耳呈さんが紹介されたサイトを見ると15枚とありますね。これは間違いだと思います。

2.それから35ミリフィルムとポラについてですが(恐らく詳細を省かれただけだと思いますが)、それぞれアダプター(別売)が必要です。
35mmアダプターを使用している人はとても多いようですが、私は「そのまんま突っ込んじゃう(スポンジ必須)」というワイルドかつ写真屋さん泣かせなことをしていました。
http://mardigal.blog43.fc2.com/blog-entry-387.html
巻き戻しはお布団中で、自分でスキャンするので、35mm写真というよりはパノラマ写真が出来上がってきました。これをすると確か36枚撮りフィルムで17枚くらいだったと思います(アダプター使用であればもちろん36枚撮れます)。

3.それからちょっと重要なこととしてはホルガはプラスチックレンズとガラスレンズの2種類があります(機種名にGがついてるのがガラスレンズです)。恐らくプラスチックを使っている人の方が多いと思います。ガラスレンズはシャープ…と言ってもホルガ比ですが…なので、ヘンにクリアな写真が撮れてしまうと「ホルガっぽくない」と言う人もいます。つくづく変なカメラですよね。「HOLGAちっく!」、拝見させていただきましたが(こういうすてきな写真を見るとますます火がつきますよね)、ここの写真に機種も明記されていたので違いが分かるかもしれません。耳呈さんのホルガ写真、楽しみにしてます!

*耳呈さんのブログをリンク(現在調整中につき非公開なのですが)させていただいてよろしいでしょうか。とても興味深い記事が多いので、これから少しずつ読ませていただきたいと思います。(私のブログはアホっぽくて恥ずかしいのですが…)。

長々と失礼しました。

感謝感謝です。

ををを! 情報ありがとうございます。たいへんお手数おかけしました。

645って、Mamiyaだかpentaxだったか、公式カタログでは”15枚撮り”なのに16枚撮れる、というウワサを聞いたことがあります。最初の巻き方の量によるんでしょうか。

>巻き戻しはお布団中で
すごい豪傑です( ・∀・)
こちらでコインを挟む方法を見つけました!
http://holga.taken.jp/about/35.html

アダプタは使うと、画角はふつうの35になっちゃうんで別物と考えていいかも。
でも実勢価格は相当安いんですね。本体に35ミリアダプタをセットにしても1万円前後。
http://www.superheadz.com/holga/welcome.html

2種類のレンズがあるのは知りませんでした。
ガラスレンズモデルは「Woca」という名称から、ブランド名が吸収統一されようですね。

>機種も明記されていたので違いが分かるかも
( ̄ - ̄)…うー・・・分かりませんでした。どっちのレンズモデルを買おうか、かなり迷いそうです。

※リンクはどうぞ無許可でご自由に切り張りしてくださいませ。

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